2011年 10月 18日
紅葉シーズン真っ盛りの国内旅行。 今回添乗したのは超定番ツアー、アルトロこと「立山黒部アルペンルート&黒部峡谷鉄道(トロッコ列車)」の1泊2日。 初日に宇奈月からトロッコ列車に乗って黒部川の激流と、うっすら始まった感のある(ちょっと早かったね)峡谷の紅葉を楽しんだ. 以前にも書いたようにこの川は人の手が加えられ過ぎていて、個人的にはいまひとつ感情移入できない川。 大自然の・・・と言うにはあまりにも無惨に弄られていて、ちょっと痛々しくてみていられない。 この川(路線)はむしろ自然の美しさや素晴らしさよりも、この流域を開発してきた人々の英知と努力に驚き、感動する場なのだと思う。 この定番コースでは初日にトロッコ、泊まりは長野県の白馬、翌朝に扇沢(長野県側)からアルペンルートにイン、というのが定石。 白馬はウィンタースポーツの街。 それでも夏休みなどにはそこそこ賑わうのだろうけど、それ以外の季節に訪れると大抵は眠ったように静か。 でもなんといってもこのロケーション、景色、各ホテルに引かれた温泉は言うことがない。 紅葉の季節、言うまでもなくアルペンルートはたいへんな混雑をみせる。 平日の昨日も数多くの団体が朝から扇沢に押し寄せて、次から次へとトロリーバスに乗る列に加わっていく。 そもそもこのコースで味わえる紅葉の素晴らしさ。 そしてその高低差ゆえコース内のどこかは必ず紅葉を楽しめる。 これら2つが、絶大な人気の主な理由じゃないかと思う。 室堂付近はすでに紅葉シーズンを終え、昨日現在では扇沢や美女平あたりがベスト。 黒部ダム周辺もまだまだキレイ。 ロープウェイの鉄則。 それは「谷側に乗るべし」。 見上げる景色もいいけれど、個人的には見下ろす景色を強くオススメする。 もちろん、ここ黒部のロープウェイも同じ。 残念ながらゲスト全員には言えないから、列の先頭付近に並んだお客様にだけ、そっと耳打ちする。 「乗車したら、谷側の窓に行って下さいね」 混雑のあまり谷側の窓、景色を眺められなかったひと、ご安心あれ。 このロープウェイなら到着駅の「大観峰」の屋上展望台から、ゴンドラ内特等席と同じ景色をより高い位置から思う存分堪能できちゃう。 標高2.450mの室堂付近は、秋というより、もう冬の入口。 さ・・・寒いぃ〜っ!
by kama-ni
| 2011-10-18 09:21
| 中部北陸
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