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2013年 07月 18日

トテモキニナル

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今年に入ってから立山黒部アルペンルートのツアーで立山側からエントリーする際に、時間がある限り(と言っても、15分もあれば寄り道できる)案内している「雄山神社中宮祈願殿」。
以前にも紹介したことがあるが、毎回必ずお客様に喜ばれている。
パワースポットと呼ぶに相応しい立派な杉並木と静かな境内の佇まい。
僕個人的には参るたびに「今回のアルペンルート、どうか雨に降られませんように、安全に運行できますように」とお祈りしているが、そのご利益か、立ち寄り始めてからは一度も雨に降られていない。
昨日も天気予報では傘マークだったけど、結局一度も傘を使わずに扇沢まで行くことが出来た。

そんな雄山神社だが、境内に不思議な像がある。
恐らく、立山を開山した佐伯有頼(ありより)ではないかと思われるが、どこにもなんにも書いてない。
ネットで検索しても、わからない。
跨がっているのは、熊だろうか(佐伯有頼の開山伝説には熊が登場する)。
そして踏まれているのは、亀??
熊の目玉がビー玉であるからして、決して古いものではなさそうだけど、熊野古道の牛馬童子を彷彿とさせる、微笑ましくも不思議な像だ。
それにしても、いったい何の像なのだろう?
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by kama-ni | 2013-07-18 08:19 | 中部北陸
2013年 07月 13日

旅の道具

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日本中のバス運転士さんと一緒に仕事をさせてもらっているが、中には個性的で本当に愉しいドライバーさんがいる。
待ち時間が長い仕事、お客様が観光している間は待つのが仕事、みたいな側面があるもんだから、バスのトランク内部には、様々なアイテムが搭載されている。
横になって寝れるようにしてあるドライバーさんや(ちょっとお出かけできるように)折り畳み自転車を搭載しているドライバーさんも、よくみかける。
そんな中で一番多いのは「釣り道具」。
観光地や宿泊地は水辺、川や海が多いから、これは一番手軽で現実的なのだろう。
もっとも釣り場や時間帯を選ぶ自由は大きく制限されるから、その中身は「気晴らし程度」というお気軽セットが殆どだけど、釣り糸を垂れるというのは、その地を知るもっとも有効な手段のひとつであるようだ。

かつてアウトドアブーム、フィッシングブームであったころ、僕も好きでずいぶん釣りをしたけど、最終的に感じたことは「釣り竿は、アンテナだ」ということだった。
釣り竿を持つことで、ただの観光では見えなかった様々な事柄が、とてもよく見えた。
釣り竿片手に川を歩くことで、その里の風習や自然の豊かさ(あるいは崩壊度合い)が自然と感知できた。
だから僕にとって釣り竿は「旅の道具」と言っても過言ではない。
旅の道具と言えばカメラも同様だけど、自然との一体感という意味において、釣り道具に勝るものはないのではないだろうか。

もっと気障な言い方をすると、魚釣りは自然とのセックスでもあった。
流れの中の鱒は自然そのものであるから「自然との繋がり」という事実からすれば当然と言えば当然である。
異様なまでに準備に手間と時間と費用をかけ、獲物の数よりプロセスやシチュエーションにこだわることでより深淵な愉しみを味わうことが出来たし、同時に「これはジェノサイトじゃない」と自己満足をえることもできた。

そんな魚釣りも子供の養育費用がかさんだり、休む時間がなくなったりですっかり遠ざかってしまっているが、今でも時折釣り道具を弄ったり、手入れしたりすることがある。
もちろん、年に一度か二度はフィールドに出て、半日ばかり魚と戯れることもある。
そんな時につくづく思うのは、仕事ではなく、釣り竿片手に全国をのんびり旅してみたいな、ということ。
「旅行」を仕事として全国を渡り歩くようになってからは、さらに強くそう思う。
何と言ってもこの国は美しい水辺で溢れている。
寅さんの台詞の中で個人的に一番印象的だった「旅っていうのはな、行き先を決めてからでかけるもんじゃねぇんだよ」というのがあるが、僕の場合、バックシートに釣り竿を放り込んでそれをしてみたい、ということだ。

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by kama-ni | 2013-07-13 10:54 | The Day Off
2013年 07月 12日

久しぶりの丹後

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ツアーでは珍しい(?)京都は丹後〜若狭エリアを訪れた。
スタートは美山、茅葺きの里。
白川郷、大内宿に次ぐ規模の、茅葺き集落。
ただしこちらは白川郷や大内宿のようにツーリスティックな感じがしない。
規模は意外と小さいけれど、落ち着いた美しい佇まいが魅力の場所だ。

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丹後地方の観光の目玉は、何と言っても天橋立。
松島、宮島と並んで「日本三景」と称されるが、ここもやはり他「二景」と比べて自然豊かで静かに観光を愉しめる。

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「またのぞき」で有名な笠松公園には、ケーブルカーかリフトで上がるが、ここはその山麓駅。
昔から変わらない木造の駅舎が、とてもいい雰囲気を醸し出している。
いにしえの観光地、ってカンジ。

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橋立ての端部にかかる回旋橋。
大きな船が通る時だけ、このように回る。
観光ではタイミングが合わないと、なかなかお目にかかれない。

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丹後は本当に海が綺麗なところ。
写真は伊根の集落で写したものだが、湾奥の漁港でこれほど綺麗なんだから、外海に面した磯や浜は、そりゃぁもう・・・!
もちろん、魚介類のお味はサイコー。

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丹後松島。
いうまでもなく東北の松島になぞらえての命名だと思うけど、個人的にはこちらの方が感動が大きい。
自然の豊かさ、人工物の少なさ、景観の雄大さ。
なかなか来れないっていうことも、あるかな。

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こちらは三方五湖。
梅丈岳山頂からの眺めは最高。
文字通り360°の展望を満喫できる。
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by kama-ni | 2013-07-12 09:33 | 中国山陰山陽
2013年 07月 08日

北信・木島平村

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北信は、大好きな場所だ。
志賀高原や野沢温泉のスキー通い。
妙高や戸隠高原でのキャンプなどなど。
子供の頃から北信に度々来ているからだと思う。
自然の豊かさ、雪の深さ、里の風景。
「ふるさと」を持たない僕にとって、唯一ここは望郷の想いを抱かせてくれる場所である。
そんな北信は、木島平村を訪れた。
やはり小学生の頃、木島平村のある茅葺きの農家に何泊かお世話になったことがあって、その時の記憶そのままののどかな農村風景に、しばし恍惚となってしまった。
スキー場はすたれ、観光と言ってもいまひとつパッとしない木島平村だけど、だからこそ、こんなに静かで美しい農村風景が保たれているんだね。

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そんな村内のとあるお寺。
稲泉寺という。
通称、蓮寺。
その名の通り、蓮が本当に見事なお寺さんである。
朝一番で訪れてみれば、ご覧の通り。
蓮はもっとも好きな花のひとつだ。

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ホタルの歌に出てくる「甘い水」って、きっとこんななんだろうね。

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小布施。
北信観光の中心地と言ってよいのではないか。
整備されているとはいえ、見事な街並み。
もちろん「栗の木テラス」のモンブランは、素通りできない。
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by kama-ni | 2013-07-08 18:29 | 関東甲信越
2013年 07月 04日

初夏の木曽路

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木曽をめぐるコースに添乗した。
初日、晴天のもと天竜川下りを満喫。
荒い瀬では激しい飛沫をビニールシートでかわしながらガンガン下っていく。
わずか25分ほどの流程だけど、以外と面白かった。

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木曽観光のメインともいえる「寝覚の床」。
観光地としては手垢まみれではあるけれど、確かに木曽川の流れは美しい。

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今回初めて訪れたのは、かつて林業の足として活躍した「赤沢森林鉄道」。
鉄道と言っても、法的に鉄道ではなく、いわゆる遊園地などにある列車と同じくくり。
約1km、10分程度の路線をコトコトとのんびり走るトロッコ列車なのだ。
ナローゲージといえば、分かる人もいるかもしれない。
沿線(?)は木曽の森林を上手に利用した自然公園となっていて、帰路は折り返し乗車してもよいし、遊歩道をのんびり歩いても心地よい。
この日は雨にも関わらず、参加者全員が歩いて下った。
イワナが泳ぐ渓流沿いの、本当に美しい遊歩道であった。

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森林鉄道の起点には資料館があって、当時の機関車や車両が展示されている。
これは昭和天皇がお乗りになられた「お召列車」とでもいうのか、とてもシック。

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ほら、少しくらいの雨なら平っちゃら。
森がシェルターの役目を果たしてくれる。
くどいようだけど、本当に素敵な森の遊歩道だった。

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木曽と言えば宿場町。
これは奈良井宿。
一番雰囲気があるかな?

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そんな宿場通りのお宿。
こういう旅籠に、泊まってみたいね。
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by kama-ni | 2013-07-04 17:24 | 中部北陸