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2012年 01月 30日

南紀・熊野三山めぐり

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昨年9月の台風12号以来、ツアーが激減していた南紀に行って来た。
ツアー自体は被災前と殆ど変わらない内容だし、ツアータイトルも特に『被災地見学』をうたっているわけじゃない(有名な瀞峡の川下りは、さすがに含まれていない)。
しかしバスの車窓をとおして目に飛込んで来る光景は凄まじいもの。
予想を超えて・・・というよりは、むしろ「油断してた」というニュアンスの方が近いか。
東北のニュースにばかり気をとられていた一方で(もちろん知ってはいたけど)まさかこんなことになっていたなんて! というのが正直な感想。
とにかくスゴい、のひとこと。
集落のあった場所は更地となり、残った家屋にも人影はなし。
川面から10m以上も高い場所を走るバス道だが、その道をまたぐ高架に多量の流木が引っかかっていたり。
部分的とはいえ、その様相たるや、東北の被災地ツアーで目にした光景そのもの。
熊野と言えば、個人的には「川の水の美しいところ」というイメージが強かっただけに、この変り果てた光景、目にした後でもいまだに信じられない。

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それでも川沿いから一歩離れれば、以前と殆ど変わらない熊野の観光を楽しむことができる(。
世界遺産・熊野古道を代表する「大門坂」も、相変わらず森のイオンを胸いっぱいに吸い込みながらのんびり歩ける、ナイスな石畳。

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那智の大滝。
滝そのものがご神体。
ここ1ヶ月くらい雨が降っていないとのことで、水は少なめ。
前日には寒気の影響で滝壺は凍り、周囲の濡れた岩は白く霧氷のようになったとか。
温暖な南紀にあっては、珍しいのでは。
それも見たかったな。

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青岸渡寺。
滝見学のあとは、ここから滝を「見下ろす」のがよろし。
雰囲気がまったくことなって、文字通り「2度おいしい」よ。
ただし、400段を超える石段を上らなくちゃならないけどね。

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こちらは熊野川の河口部に位置する「熊野速玉大社」。
熊野三山のひとつ。
ここで受けたのは『幸福釣守り』。
昨年は大好きな魚釣りにまったく出かけられなかったから今年こそ・・・という思いと、そこそこの「釣果」を祈念して。
はたしてそのご利益やいかに。

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その速玉大社のすぐとなりに出現した横町。
お土産店などがほとんどないお社なので、添乗員としてはこういうの有り難い。
お客さんもミカンや梅干しや黒飴を求めていた。
でもBGMが「Under Cover Of The Night」というのはいかがなものかと。
ストーンズは嫌いじゃないけどね(^^;



というわけで、思いがけず被災地見学ツアーのようになってしまった南紀ツアー。
今回は特に天候に恵まれたお陰もあって、ツアーそのものはとても楽しかった(バスガイドさんも、もの凄い美人だったし!)。
本当に遠い場所なので一泊で出掛けるのはとても大変だけど、まだ南紀を訪れたことが無い人は、ぜひ熊野巡りを経験して欲しい。
できれば2泊で。
そしてできれば一泊は高野山の宿坊泊で(これ、超オススメのコースです!)。
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by kama-ni | 2012-01-30 09:45 | 東海近畿
2012年 01月 23日

暇な、冬

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近くのファミレスでランチ。
どこにでもあるチープなレストランだけど、逆光がきれいだったので思わずパチリ。
むかしの片岡義男みたいになっちゃった。

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by kama-ni | 2012-01-23 14:18 | The Day Off
2012年 01月 18日

神宮の、新しい顔

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今年2度目の伊勢参り。
まずは外宮。
お参りもさることながら、最近のゲストの興味は「パワースポット」よりみたい。
伊勢神宮にはいくつものパワースポットと言われる場所があり(らしい)みんな何かを感じようとけっこう一生懸命。

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伊勢の新しい顔。
来年の式年遷宮にあわせ、いくつもの新しい施設が出来つつある。
これは外宮の「せんぐう館」。
さすがにデザインもちゃんとしていて、4月のオープンが楽しみ。

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ご存知、内宮の宇治橋。
このアングルから見ること、あまりないでしょ?

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伊勢神宮、とくに内宮と言えば天照大神。
その天照大神の遣いとされる動物が、実は鶏。
よく馬と勘違いされる。
境内にご神馬がいるからね。
後ろに見えるモダンな建物は、新しく出来た内宮の休憩所。
これもまた美しい建築なり。

余談だけど、随分昔、鎌倉の鶴岡八幡宮がご鎮座800年の際、当時最高のクリエイターを起用し、大がかりなイベントを行った。
照明デザインにフジモトハルミ、舞の衣裳デザインはワダエミなどなど、そうそうたるメンバーに混じってプランニングの手伝いをしたことがある。
その時に最高のクリエイターを起用することについて、宮司がとても興味深いことを言っていた。
恐らく800年前には800年前の、つまり当時の最高のクリエイションが奉納されたはず。
だからこの800年祭でもいちばんホットなクリエイターによるイベントを神に奉納することこそ、伝統を継承することだと。
なるほどぉ・・・。
そんな感覚で眺めてみると、今回の式年遷宮に合わせて建築されたこれらの施設(外宮のせんぐう館や、内宮の休憩所)なかなか「イイ線いってる」と僕は感じているが、いかが。

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こちらは神宮の玄関口、近鉄の宇治山田駅。
昭和5年竣工の、これまたヴィンテージ。
いいよ、いいよ。
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by kama-ni | 2012-01-18 20:16 | 東海近畿
2012年 01月 12日

自分流ショートトリップ

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この冬いちばん冷え込んだ今朝、雪化粧した箱根や丹沢が鮮やかな朝焼けに赤く染まるころ、助手席に釣り竿を放り込んで西へ。
完全一日休日の午前中を利用して、丹沢の南の麓にある小さな釣り堀に出掛けた。
こうして釣り竿を手にするのは、本当に久しぶり。

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深い谷の底に日が射すのは昼近くなってから。
完全装備とは言え、寒さは半端じゃない。
道路にあった電光標示によれば、気温はだいたいー5℃くらい。
そのせいか今日この1kmほどの流れの畔に立ったのは、僕一人。
川を貸し切りというのは、実に気分がいい。

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寒さのせいか魚はかなり沈み気味。
それでも何尾かの鱒が遊び相手になってくれた。
久しぶりの感触。
釣れた魚はどれも決して大きくはなかったけど、こんな無邪気な独り遊びをしているうちに、体内にたまった「おり」のようなものが、いくぶん少なくなった気がする。
こういう時間、ホントなかったから・・・。

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帰り道。
神奈川の景勝50選、曽我の梅林。
梅のつぼみは固く、春はまだまだ先。

それにしてもこんな魚釣りは、いつ以来だろう。
添乗の旅ももちろん楽しいものだけど、以前は僕の旅に釣り竿はつきものだった。
可能な限り釣り竿を手に遠出をしたし、また釣り竿を持つことで、ただの旅行では見えないものが実によく見えたものだ。
今シーズンもきっと添乗の仕事は忙しくなるだろう。
でも出来る限り時間を作って、釣り竿を片手に自分の旅をしようと思う。
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by kama-ni | 2012-01-12 16:58 | The Day Off
2012年 01月 08日

新年あけまして

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毎年休養にあてていた年末年始、今年は添乗に忙しかった。
厳寒の比叡山延暦寺で年を越し、元日は京都、2日は滋賀の湖東三山を巡り、3日は柴又の帝釈天を訪れた。
そして昨日はお伊勢参り。
深夜発のバスは明け方二見浦に到着。
残念ながらご来光は拝めなかったけど、その代わりにめったに拝めない幸運が。
直線距離にして約200km。
伊勢湾越しに、富士山!
早朝ならではの、絶景なり。

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内宮に参拝したのも早朝。
だから松の内にも関わらず、ゆっくり静かに初詣。

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参拝後は、定番の赤福。
夏に氷を紹介したが、寒い時期は迷わずこれ。
赤福ぜんざい(¥500)。
ほっとする〜。

この正月、特にツアーでマイクを持っての挨拶の際。
暮れからずっと悩みに悩んだのは、果たして「おめでとう」と言ってよいものかどうか、ということ。
言うまでもなく、2011年があまりに壮絶な一年だったから。
結局「謹んで新年のご挨拶を申し上げ・・・」などと、どうにも歯切れの悪い新年の挨拶をもごもごと。
でも気を取り直して「今年もよろしくお願いいたします」!
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by kama-ni | 2012-01-08 09:18 | 東海近畿