2013年 05月 29日
3日目は上高地。 この聖地を訪れる際必ず通る釜トンネルを抜けて数分、最初に目に飛び込んでくるのがこの景色。 大正池にうつる、逆さ奥穂高連峰なり。 もちろん、毎回こんなに綺麗に映る訳じゃないが、今回はあまりの綺麗さに、思わず「バスとめて!」。 カメラ片手に飛び出したゲストも、大感動。 これ、実は夕方の5時頃。 みんな帰って誰もいない、そして無風。 貸し切りの、上高地。 こんな贅沢な景色、滅多にお目にかかれない。 実はこれまで上高地に来て奥穂高連峰が見えなかった記憶がない。 今回は前日の天気予報からして雨マークだったから、それなりの覚悟を持って上高地入りしたけれど、これはこれでアリなんじゃないかと思った。 とにかく静かで、幻想的。 最終のお宿はこちら。 ロケーション抜群。 サービス抜群。 料理も抜群。 もちろん居心地も抜群のホテル。 蛇口からほとばしる水も、歯がしみるほど冷たいよ。 廊下には、その歴史を物語る写真や資料が、まるでギャラリーのように展示されている。 これ、かなり興味深く、愉しい。 宿泊しなくても見れるから、チーズケーキセットのついでに是非。 (箱根富士屋ホテルのそれは、もっとスゴい) 最終日の午前中は上高地散策。 ツアーにコンプリートされているガイドツアーでは河童橋周辺を2時間散策するプランだが「せっかくだから行きたい!」というゲストもいらしたので、その方々を明神池までご案内。 片道1時間ちょっとの道のりで、しかも雨模様。 でも雨の音や匂い、ことさら濃密な森の空気の肌触りが言葉を失うくらい心地よく、僕のつたない案内に同行してくださったゲストの面々はたいへん喜ばれた。 とくに「来れると思っていなかったけど、添乗員さんのおかげで来れた。 それに雨の中を歩けるなんて愉しい」というご婦人の言葉が印象的だった。 添乗という仕事をしていてよかった、と思える瞬間。 確かにこの明神池、晴れの日より美しいかも。 明神池といえば、この小屋。 もちろん岩魚の塩焼きとビールも! 高地山地は物価が高い。 それは仕方がないこと。 運送にコストがかかるから。 一方「現地調達」できる岩魚が1尾¥900というのは驚きだけど、そんなことはこの際どうでもいい。 だって、本当に美味しいから!
by kama-ni
| 2013-05-29 23:39
| 中部北陸
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