2012年 07月 30日
いよいよ3日目、槍ヶ岳登頂の朝、ヒュッテ西岳からみた槍ヶ岳。 前日までクッキリ見えていた槍ヶ岳に、なにやら怪しい雲がかかりはじめ・・・。 3日目は「東鎌尾根」を通って槍ヶ岳へ。 かなり激しいアップ&ダウンと、迫力のある景観を楽しみながら歩くルート。 写真はその尾根からみた槍沢。 最終日には、この沢添いに上高地へ下る予定。 それにしても、この地形。 創造主の御技か。 いえ、水の力です。 恐るべし。 きつい尾根歩きも、標高が増すにつれて、どんどん愉しくなってきて。 今回の3泊4日のメインイベント、槍ヶ岳にかかった雲がとれてきた! 目的の槍山頂も、どんどん近づいてくる。 いやでもモチベーションがあがってくる。 みんな黙々と登り続ける。 楽しいっ!! 今夜の山小屋(槍ヶ岳山荘)に荷物を置いて、いよいよアタック。 槍ヶ岳の山頂部は、岩登りの直登。 あまりの怖さに、泣き出す山ガールも。 楽しすぎるので、要注意! ちょっと分かりにくいけど、写真中央が有名な「こやり(小槍)」。 どう考えても、無理でしょう! このてっぺんで踊るのは!! ついに登頂! しかも絶妙のタイミングで雲が切れて! 前回のログで「ピークハントにこだわるのは趣味じゃない」みたいなことを書いたけど、この槍ヶ岳だけは、本当に嬉しかった! 辛くて、怖くて、楽しくてしかたがない槍ヶ岳。 手前味噌の話で恐縮だけど、登頂時刻をチェックしたら、なんと妻の誕生日(12月29日生まれ)! 鳥肌立っちゃった。 おめでとう! 本当に本当に、よかったね!! 槍ヶ岳の肩、槍ヶ岳山荘から見下ろす槍沢。 ここもまた、ヤマノボラーにとっては特別な場所なんだね。 北アルプス、愉しいっ! 槍ヶ岳山頂部。 富士山ほどじゃないけれど、やはりここも人はいっぱい。 仕方ないよね、これほど登頂が嬉しい山はないんだから。 最終日、上高地へ向けて下り始める。 一気に20km以上、下り(歩き)続ける。 ある意味槍ヶ岳登頂よりも、キツい行程。 でも本当に天候には恵まれた。 結局この4日間雨はおろか、曇りさえしなかった。 天候だけじゃない。 ガイドの先生にも、メンバーにも恵まれて、僕自身これほど楽しめたツアーも珍しい。 筋肉痛は、あるけどね。
by kama-ni
| 2012-07-30 20:25
| 登山・トレッキング
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